ハイブリッドラボ

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読み手不在の点訳 ― 実例編4

「ライトハウスの案内文」をきっかけに、ラボ流との違いを浮かび上がらせる― 案内文を読んで先日、某ライトハウスから「点訳ボランティア講習」の案内文が届きました。そこには、点字の歴史や「辞書で調べて正しく仮名に置き換える忍耐力」「国語文法との格...
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長音符|[2][5]の使い方

前提とする区別 ⠅これら3つの言葉の使い方を間違うと、点訳の学習時に混乱しますので いまどきはAIあるので、さっさと調べました。長音:表音式、話し言葉で伸ばす音のこと長音符:点字で使う記号のこと長音記号:表語式、「ー」のことこの言葉の違い、...
点訳研究

基本用語の整理(点字表音式の前提)

1. 和語(わご)日本固有の言葉(大和言葉)。例:山(やま)、川(かわ)、赤い、通る、大きい。多くは訓読みをあてる。点字:母音連続(とおる/おおきい)は「トオル」「オオキイ」と母音2字で書く。2. 漢語(かんご)中国から漢字とともに伝わった...
パソコンとインターネット

点訳研究|6点入力の威力

BESで使う「6点入力」って、普通に使っても便利そうだよね。実は、打鍵に必要なキーの数が数なくて、同時入力が可能な6点入力は、打ち間違いも少なくて速いんだ。えっ? 本当にそうなの?点訳界隈では、こう言われてる。1つ、 日本語の拍(音節)と6...
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区切りの日

点字図書室を訪ねて先日、点字図書室を訪ねました。そこは視覚障害者とボランティアのための場所であり、市民が趣味として点訳を楽しむ場ではないことを実感しました。少し寂しい思いもありましたが、同時に大切な区切りをつけることができました。点字文庫は...
点訳研究

読み手不在の点訳 ―点訳の手引き!? そんな使い方ならいらない!

点訳を学び始めて、すぐに気づいたことがある。講習で繰り返し語られるのは——「手引きに従うこと」。文法的に分析し、決まりに当てはめろ。——でも、そこに「読み手」はいない。点訳は、机上の演習ではなく、指でたどる読者のためのものだ。読み手がすっと...
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読み手不在の点訳 ― 実例編1

前回の記事で「点訳の手引きなんていらない!」と書いた。今回は、その理由をもっとわかりやすくするために、具体例をひとつ紹介したい。『赤毛連盟』に出てくるメアリー嬢ホームズの短編『赤毛連盟』の中に「メアリー・ザーランド嬢」という人物が登場する。...
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ハイブリッドラボとは?

ようこそ、「ハイブリッドラボ」へ。物語を深く味わうために、翻訳 と 点訳 を同時に行う「ハイブリッドラボ」点字作品は、視覚、聴覚に頼らない「表音式文字」です。実は、そこには、人に伝える新たな文章としての魅力が存在します。表音式文字は、「漢字...
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読み手不在の点訳 ― 実例編2

点字図書室でのやりとりを通じて、改めて「読み手不在」という感覚を持ちました。——メアリージョーの続き前回、「メアリー・サザーランド嬢」が点訳では「メアリー|サザーランドジョー」となり、まるで別人名のように読めてしまう――という“誤読”の典型...
点訳研究

形式的な手がかり——『点訳の手引き』の一部適用

前回、8拍以上になった時の区切る箇所として第3の補助原則「抑揚分ち書き」について書きました。ラボ流では8拍以上の長い文節になることが多いので、読み手の負担を減らすために、文法や拍数を基準にした『点訳の手引き』を一部適用した「形式的な手がかり...