点訳研究

見る文学から、感じる文学へ。
ここにあるのは、言葉の世界を広げるための試みです。
点字は、視覚に頼らず 触覚で読む文学 です。
音や映像が消えても、言葉は指先に残る。液体、映像で残した文字や音声は時間とともに薄くなり消えていきます。アナログでもデジタルでも、所詮その記録したデータは電磁気、一瞬にして消えます。
人間の触覚で読むのが物理的文字の点字です
火事、暴力などの物理的攻撃を受けない限り読めなくなることはないのです。
墓石に先祖の名前を刻むのと同じです。かつてヘレン・ケラーは、視覚も聴覚も失いながら、
触覚だけで世界を理解しました。
人間の五感の中で、触覚は最後まで残る感覚です。

点訳研究

点訳研究|生成文法を意識した文節分かち書き

『サン・フィアクル殺人事件』第一章の文です。その乾いたかさこそいう音が夜の間に霜が降りたことを告げていた。この文を、点訳する場合にどのように区切るべきか、以下に検討します。ます、これが、文の構造として「文」に該当することを確認します。文の定...
ハイブリッドラボ

点訳研究|7拍基準は立ち止まる警戒線

11拍を超える補助動詞ポパンガは、|彼女の|ことを、|いつも|欠かさず|家まで|送り届けていました。「送り届けていました」⇨ 11拍、7泊基準に抵触する。過去形という補助動詞に力点が移り、「送り届けて|いました」と区切る理由になるだろうか?...
パソコンとインターネット

点訳研究|Claude(クロード)の点訳用翻訳の設定

現在、翻訳には、chatGPTではなく、Claudeを使っています。chatGPTとは、意思疎通?がなかなか上手くいかなくて仲良くなれず、イライラして喧嘩することも多かったです(笑)でも、クロードとは相性も良く上手くいってます。無料プランで...
点訳研究

ハイブリッドラボ|具体的な運用手順

翻訳と点訳― 言葉に、もうひとつの形を ―翻訳は、遠い国や昔の時代から届いた言葉を、日本語の文字に置きかえる作業です。そこには、作者の息づかいや、まだ見ぬ景色が潜んでいます。点訳は、その日本語の言葉を指先でたどれる形に変える作業です。点字は...
点訳研究

点訳研究|形式名詞——基礎日本語文法より

ラボ流では、読み手目線、点訳者の負担軽減のために、「形式名詞」について自然な区切り(ます空け)を実現するため、『点訳の手引き』とは異なる基準を定めています。続け書きの原則形式名詞については、『点訳の手引き』では、『実質的な意味が薄れた名詞(...
ハイブリッドラボ

長音符|[2][5]の使い方

前提とする区別 ⠅これら3つの言葉の使い方を間違うと、点訳の学習時に混乱しますので いまどきはAIあるので、さっさと調べました。長音:表音式、話し言葉で伸ばす音のこと長音符:点字で使う記号のこと長音記号:表語式、「ー」のことこの言葉の違い、...
点訳研究

基本用語の整理(点字表音式の前提)

1. 和語(わご)日本固有の言葉(大和言葉)。例:山(やま)、川(かわ)、赤い、通る、大きい。多くは訓読みをあてる。点字:母音連続(とおる/おおきい)は「トオル」「オオキイ」と母音2字で書く。2. 漢語(かんご)中国から漢字とともに伝わった...
点訳研究

指示詞(コソアド)って何者!?

変幻自在の指示詞(コソアド)の正体日本語の指示詞は、語頭がこ(近称)/そ(中称)/あ(遠称)/ど(不定・疑問)にそろう「コソアド系列」でまとまる。一つの系列であっても機能や状態ごとに品詞が異なるグループ、「代名詞」「連体詞」「副詞」が並列し...
点訳研究

点訳者のための三大小型辞書

三大小型辞書とは(ラボ流)点訳の実務では、言葉が慣用的に使われているかどうかを確認する場面が多くあります。そんなときに頼りになるのが、小型国語辞典です。7〜8万語を収録し、机上でも扱いやすく、それぞれに特色があります。ラボ流推薦の点訳で役に...
パソコンとインターネット

点訳研究|6点入力の威力

BESで使う「6点入力」って、普通に使っても便利そうだよね。実は、打鍵に必要なキーの数が数なくて、同時入力が可能な6点入力は、打ち間違いも少なくて速いんだ。えっ? 本当にそうなの?点訳界隈では、こう言われてる。1つ、 日本語の拍(音節)と6...