
『プロヴィダンス号の馬曳き』は、ジョルジュ・シムノンのメグレ警部シリーズでは、怪盗レトンなどに続く極めて初期の作品です。本サイトでは、怪盗レトンに続くメグレシリーズ第2作目として位置付けました。
フランキーの読書感想文
プロヴィダンス号とは、動力を持たない、日本いう「はしけ船」。当時のフランスには、イギリス側の北海からアフリカ大陸側の地中海まで、川と運河を使って船で物資を運ぶインフラが整備されていました。日本は山岳地愛が多く、そういった運河を整備して物資に輸送することはできませんでしたが、フランスは東南がわにアルプ山脈がある程度で、地中下海までは、いくつかの高原地帯を運河トンネルを掘ることにより、分水嶺を超えて、川から川へ移動することができたようです。現代でも観光地としての起こっています。
ところで、話の内容ですが、ある金持ち風の布陣が、運河のそばの馬小屋で死体で発見されるというのもんです。当時の運河はの周辺は今の日本でいう河川敷道路の車が安全に通れる道はなく、「馬曳き道」遠y慣れるm舗装もろくにされていない、馬が通れるだけの泥道だったようです。動力を持たないはしけ船は、この馬曳き道を使って、馬2頭程度で引っ張られて航行していたのです。ですから、運河の途中には、夜を明かすための宿屋や馬小屋があったのですが、夫人の死体はその馬曳き道の途中の馬小屋発見されたのです。妻し、そういう都会的な布陣がなぜこんなところで死体となって発見されたのか?というの最初の謎として始まります。実は、kのs買う品お大半は、夫人が乗っていた高級ヨットの登場人物に焦点が当てられ、題名のプロヴィダンスの馬曳きには、あまり言及されません。そもそm、なぜその馬曳きと夫人との接点が全く見つからないからです。ただ、目暮はその高級ヨットに前後して航行していたプロヴィダンス号に目をつけ、自転車で運河の馬曳き道を追いかけ、殺人トリックを思いつき、そしてその犯人の過去を洗い出してその動機を作木出すわけです。最後は悲しい終わりかたをします。こういう犯人の悲しい終わり方は、メグレシリーズの定番でもあり、その作品の確信をつく部分ですので、しっかり深読みしたいところです。
松本清張などの日本の社会派推理小説が好きな人にはフランスの当時の刑事罰のあり方を菅がさせる作品ですので読み応えがあると思いますよ。(J.J.Franky)
