語学と文法

フランス語

🇫🇷語学と文法|条件法と接続法の翻訳の注意

条件法は|日本語に|対応しやすい①|仮定「viendrait」|→|「来るだろう」「来たはずだ」日本語の|**「~だろう」「~はずだ」**が|対応します。②|婉曲・丁寧「Jevoudrais」|→|「いただけますか」「~したいのですが」日本...
点訳研究

点訳研究|生成文法を意識した文節分かち書き

『サン・フィアクル殺人事件』第一章の文です。その乾いたかさこそいう音が夜の間に霜が降りたことを告げていた。この文を、点訳する場合にどのように区切るべきか、以下に検討します。ます、これが、文の構造として「文」に該当することを確認します。文の定...
翻訳研究

翻訳研究|ノワール小説とは——フィリップ・マーロウ

ノワール小説とは1930〜50年代の|アメリカで|生まれた|犯罪小説の|ジャンルです。フランス語で|「黒」を|意味する|「noir」が|語源で、|暗く、|退廃的な|雰囲気が|特徴です。主な|特徴舞台:都市の|裏社会、|夜の|街、|雨、|薄暗...
翻訳研究

翻訳研究|ヨーロッパの独特の表現?

アガサ・クリスティや、ジョルジュ・シムノンを翻訳していると、日本人には馴染みのない独特の表現が出てきます。「歯の間からつぶやく」「肩をすくめた」などです。これは一体どういう感情表現でしょうか?歯の間からつぶやくフランス語Les traits...
パソコンとインターネット

点訳研究|AIが変える点字翻訳の未来

点字図書館で点字図書を流通させるには、「点訳の手引き」に基づいた同品質の点字図書を揃える必要があります。この「同品質」という基準を実現するために、AIが大きな役割を果たせるのではないかと考えています。点訳特化型AIの可能性大規模言語モデルの...
パソコンとインターネット

点訳研究|Claude(クロード)の点訳用翻訳の設定

現在、翻訳には、chatGPTではなく、Claudeを使っています。chatGPTとは、意思疎通?がなかなか上手くいかなくて仲良くなれず、イライラして喧嘩することも多かったです(笑)でも、クロードとは相性も良く上手くいってます。無料プランで...
パソコンとインターネット

点訳研究|翻訳・点訳で使うAIならClaude(クロード)か?

最近は、いろいろな作業に特化したAIが登場しています。私もハイブリッドラボの作業をする上では、「chatGPT(有料版)」にお世話になっています。理由は簡単で、「画像生成が無制限で優秀だから」です。翻訳作業で場面のイメージ、いわゆる「挿絵」...
翻訳研究

翻訳研究|ポワロ短編集の整理

アガサ=クリスティのポワロシリーズの短編集をくまなく整理したい場合は、アメリカ版や日本版とは収録内容が異なることが多いため、著者の意図を理解する上では、イギリス版の原作からアプローチした方がいいだろう。イギリス(英国)で出版されたオリジナル...
点訳研究

点訳研究|デジタル大辞泉の「連語」は続け書き

モナミラボ流では、7泊を超える場合は読み手の負担を考えて、発話や文法、また機能的な力点を考慮して区切って書くことを推奨しますが、下記のようなデジタル大辞泉掲載の「連語」は続けて書くようにしています。単独では連語ではないが、前の語に続くと連語...
点訳研究

点訳研究|発話文節で区切ってみる

先日、発話文節の論文を、少しだけだが勉強させてもらった。そこで今回は、ラボ流として『発話文節』について検討してみたい。Her voice mocked at my prudence.Then suddenly I said a thing ...
翻訳研究

翻訳研究|自分には敏感すぎるヘイスティングス(ネタバレあり)

アガサ・クリスティ、『スタイルズ荘の怪事件』に出てくる、ヘイスティングスの恋愛問題の続きです。今回は、鈍感なヘイスティングスではなく、敏感なヘイスティングス、いや、自分のことには敏感すぎるヘイスティングスというのでしょうか💦お相手は、友人で...
翻訳研究

翻訳研究|鈍感すぎるヘイスティングス(ネタバレあり)

アガサ・クリスティ、『スタイルズ荘の怪事件』の登場人物には、その家族の愛情関係も何げに推理の手掛かりとなっている。その一つが、被害者の女主人が、なくなった友人から預かっていた孤児の『シンシア』と、次男『ローレンス・キャヴンディッシュ』の恋愛...
点訳研究

点訳研究|指示語の後の続け書き

指示語が、その次の語自体を指している場合 → 続け書き例)「その人は|無実だ」「その新聞は|この事件を|伝えた」「その研究室で|その事件は|起きた」指示語が、その次の語自体ではなく、その中の「一部」又は「後続する語」を指している場合 →  ...
点訳研究

日本型保守と欧米型保守

同じ保守主義なのに話がかみ合わない!?「保守」という言葉は、日本でも欧米でも日常的に使われている。しかし両者は、同じ言葉で呼ばれているだけで、内実は大きく異なる。この違いを意識しないまま議論すると、話が噛み合わない相手が「分かっていない」よ...
点訳研究

点訳研究|点訳と日本型保守「制度一本足打法」

はじめに点字は表音式である。この点について異論はないはずだ。にもかかわらず、点訳の現場ではしばしば「音として自然か」「一息で読めるか」という視点が後景に退き、文法的・制度的な区切りが優先される。このねじれは、技術の問題ではない。日本型保守が...
点訳研究

点訳研究|点字表記法における「表音式」の取りこぼし

モナミ点字は表音式だとみんな認識しているのに、文節分かち書きは、「発話文節」である点を取りこぼした?(AIの回答をそのまま掲載します。)結論から言います。はい、取りこぼしました。しかも「理屈の上では分かっていたのに、運用で落とした」タイプの...
点訳研究

点訳研究|7拍基準は立ち止まる警戒線

11拍を超える補助動詞ポパンガは、|彼女の|ことを、|いつも|欠かさず|家まで|送り届けていました。「送り届けていました」⇨ 11拍、7泊基準に抵触する。過去形という補助動詞に力点が移り、「送り届けて|いました」と区切る理由になるだろうか?...
点訳研究

点訳研究|補助動詞の「力点」

「いるのです」私は|改革派|教会に|属していますこの|ビーチェ|だけが、|毎日|泳いで|いるのです。補助動詞「いる」は、原則続け書きする。ただし、「いるのです」は、もはや単なる補助動詞『いる』ではなくなる区切らない「いる」〜しています〜して...
点訳研究

点訳研究|点字表記法、第1原則『文節分かち書き』ちゃんとできるか?

コピュラ文で感じた違和感コピュラ文というのがある。文節分かち書きはどうする?順に説明しますコピュラ文(copular sentence)とは主語(または体言)と、その性質・身分・同一性を結びつける文。行為を述べない。「何をするか」ではなく、...
翻訳研究

翻訳研究|l’Hôtel Van Hasselt.

モナミ普通に「ヴァン=ハッセルト=ホテル」じゃダメなのか?ここは「ホテル」と訳さない方が、作品の現実に合っています。理由は語感ではなく、時代・土地・社会階層です。 原文の Hôtel は「現代的ホテル」ではないフランス語の Hôtel は、...
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フランス語|動詞の落穂拾い『怪盗レトン 第二章』

◆ avoir(オヴァール)不定形:avoir(持つ/〜がある)活用形:eut(ユ)=3人称単数・単純過去英語:had補足:語幹変化の強い単純過去形。語気として“完了した一回の出来事”を淡々と叙述する。◆ renvoyer(ランヴォワイエ)...
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🇫🇷フランス語|動詞の現在分詞と形容詞

動詞の現在分詞と形容詞の区別フランス語では現在分詞と形容詞が同じ形(-ant)になる。よって、形ではなく文法的役割で区別します。現在分詞と形容詞の判定基準◎ 現在分詞(participe présent)動作を表す修飾対象と能動関係がある(...
フランス語

🇫🇷フランス語|条件法と接続法

法(mood)としての条件法接続法=従属節の動詞が変化する法条件法=主節の動詞が変化する法条件法とは「主節の動詞そのものが条件法という“法(mood)”に変化した形」である。接続法は従属節の動詞の活用法だが、条件法は“主節の動詞”が活用され...
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🇫🇷フランス語|動詞2分類

動詞による『直接法』と『接続法』の区別フランス語の動詞は、意味的に2種類に分けられる。 そして、この区別が “直説法 vs 接続法” の根本を作っている。フランス語の構造は2種類① 「事実を述べる」動詞(factuels)② 「話者の態度を...
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🇫🇷フランス語|動詞の落穂拾い『オランダの殺人 第四章』

◆ flotter(フロテ)不定形:flotter = 浮く/漂う/水面に浮かべる活用形:flottés(フロテ)= 過去分詞・複数(形容詞的用法)英語:floated / drifting補足:語根 flot- は「水・波」を意味し、液体...
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🇫🇷フランス語|セリフで使われる「複合過去」

会話の中の、”事実の確認・出来事の報告” は、複合過去が使われる 複合過去複合過去は「今この瞬間に関連を持つ、完了した事実」を述べるときに使われる。彼女が 何を聞いたか彼女が 何を見たか彼女が 何を警察に話したかメグレが パリから来たという...
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🇫🇷フランス語|動詞の落穂拾い『オランダの殺人 第三章』(読み方付き)

◆ être(エートル)不定形:être(〜である/〜にいる)活用形:étaient(半過去・3複)英語:to be◆ adosser(アドセ)不定形:adosser(背をもたせる/寄りかからせる)活用形:adossés(過去分詞。主語 l...
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フランス語|動詞の落穂拾い『オランダの殺人 第三章』

◆ être(エートル)不定形:être(〜である/〜にいる)活用形:étaient(半過去・3複)英語:to be◆ adosser(アドセ)不定形:adosser(背をもたせる/寄りかからせる)活用形:adossés(過去分詞。主語 l...
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フランス語|「場所」や「時間」の 指示代名詞 は存在しない!

これはフランス語の非常に重要な構造的特徴で、日本語・英語とは根本的に違います。すべて “副詞” で表す。場所(日本語の「そこ」「ここ」)là(そこ)ici(ここ)là-bas(あそこ)→ すべて 副詞(adverbes)時間(日本語の「その...
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🇫🇷フランス語|動詞の落穂拾い(『オランダの殺人』第三章)

◆ être不定形:être(〜である/〜にいる)活用形:étaient(半過去・3複)英語:to be◆ adosser不定形:adosser(背をもたせる/寄りかからせる)活用形:adossés(過去分詞。主語 les uns と性・数...