語学と文法

点訳研究

ハイブリッドラボとは?

ようこそ、「ハイブリッドラボ」へ。物語を深く味わうために、翻訳 と 点訳 を同時に行う「ハイブリッドラボ」点字作品は、視覚、聴覚に頼らない「表音式文字」です。実は、そこには、人に伝える新たな文章としての魅力が存在します。表音式文字は、「漢字...
点訳研究

読み手不在の点訳 ― 実例編1

前回の記事で「点訳の手引きなんていらない!」と書いた。今回は、その理由をもっとわかりやすくするために、具体例をひとつ紹介したい。『赤毛連盟』に出てくるメアリー嬢ホームズの短編『赤毛連盟』の中に「メアリー・ザーランド嬢」という人物が登場する。...
点訳研究

読み手不在の点訳 ―点訳の手引き!? そんな使い方ならいらない!

点訳を学び始めて、すぐに気づいたことがある。講習で繰り返し語られるのは——「手引きに従うこと」。文法的に分析し、決まりに当てはめろ。——でも、そこに「読み手」はいない。点訳は、机上の演習ではなく、指でたどる読者のためのものだ。読み手がすっと...
点訳研究

区切りの日

点字図書室を訪ねて先日、点字図書室を訪ねました。そこは視覚障害者とボランティアのための場所であり、市民が趣味として点訳を楽しむ場ではないことを実感しました。少し寂しい思いもありましたが、同時に大切な区切りをつけることができました。点字文庫は...
パソコンとインターネット

点訳研究|6点入力の威力

BESで使う「6点入力」って、普通に使っても便利そうだよね。実は、打鍵に必要なキーの数が数なくて、同時入力が可能な6点入力は、打ち間違いも少なくて速いんだ。えっ? 本当にそうなの?点訳界隈では、こう言われてる。1つ、 日本語の拍(音節)と6...
点訳研究

点訳者のための三大小型辞書

三大小型辞書とは(ラボ流)点訳の実務では、言葉が慣用的に使われているかどうかを確認する場面が多くあります。そんなときに頼りになるのが、小型国語辞典です。7〜8万語を収録し、机上でも扱いやすく、それぞれに特色があります。ラボ流推薦の点訳で役に...
点訳研究

点訳研究|形式名詞——基礎日本語文法より

ラボ流では、読み手目線、点訳者の負担軽減のために、「形式名詞」について自然な区切り(ます空け)を実現するため、『点訳の手引き』とは異なる基準を定めています。続け書きの原則形式名詞については、『点訳の手引き』では、『実質的な意味が薄れた名詞(...
翻訳と点訳の実験場

作品アーカイブ

BESファイルについて当サイトでは、筆者が独自に点訳した作品をBESファイルで公開しています。どなたでも自由にダウンロードしてご利用いただけます。もとになった作品元本は外国語の作品を、筆者が独自に日本語に翻訳したものです。翻訳文は「翻訳」ペ...
点訳研究

ハイブリッドラボ|具体的な運用手順

翻訳と点訳― 言葉に、もうひとつの形を ―翻訳は、遠い国や昔の時代から届いた言葉を、日本語の文字に置きかえる作業です。そこには、作者の息づかいや、まだ見ぬ景色が潜んでいます。点訳は、その日本語の言葉を指先でたどれる形に変える作業です。点字は...
フランス語

🇫🇷フランス語:間投詞(フィラー)

フランス語表現読み方意味・ニュアンス日本語訳の例Eh bienエ・ビヤン驚き・転換・感嘆・考え始めるええと/まあ/さて/おおBonボン話題の切り替え・まとめ・諦めさて/うーん/よしAlorsアロール話の続き/結論/驚き/引き出しそれで/では...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】文意の解釈手順

【Step 1】 「述語動詞」の人称・数をチェック —— 述語動詞は、基本的に語末に置かれている —— 1人称・2人称なら、主語は私かあなたに確定する —— 3人称なら、主語が何か考える(主格を探す、状況から判断する)【Step 2】 「名...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【形容詞】格変化とアクセント

1.「形容詞」は、名詞の性・数・格に一致させる(定冠詞と同じ)  —— 「名詞」はそれぞれ「性」が決まっているので「単数・複数」2列の格変化  —— 「形容詞」はさらに、名詞の性(3列)によって格変化し、計6列の格変化  —— 男性と中性の...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|基本】アクセント移動と変化:全体像

【原則】 主格のアクセントの形と位置を維持しようとする【アクセント移動と変化】(1)話し言葉を流暢にするために、アクセントの移動と変化が起きる場合がある(2)語末の「οι」「αι」は短母音として扱う(「οις」「αις」は二重母音)(3)短...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【冠詞】定冠詞

1.定冠詞(形容詞の一種)は、名詞の性・数・格に一致させる  —— 「名詞」はそれぞれ「性」が決まっているので「単数・複数」2列の格変化  —— 「定冠詞」「形容詞」は数に加えて、名詞の性(3列)に合わせ、6列の格変化  —— 男性と中性の...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】接語

接語には、後接語と前接語がある。これらは単独ではアクセントを持たず、隣接する単語に依存して発音やアクセントが決まります。1. 後接語(Proclitics, Προκλιτικά)後接語は、自身のアクセントを持たず、後続する単語に密接して発...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】接頭辞

古典ギリシャ語における接頭辞(prefixes, προθέματα)は動詞や名詞の語幹に付加され、語の意味やニュアンスを修飾・変化させます。以下は、古典ギリシャ語の一般的な接頭辞の一覧とその意味です。古典ギリシャ語の代表的な接頭辞1. 空...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【前置詞】格支配と接頭辞

(1)後接語   —— 名詞、代名詞、または形容詞が後に続く。(2)前置詞の格支配   —— 特定の格を従えて、意味を補足・修飾する前置詞句を作る1.基本的な前置詞 —— 重要な前置詞は太字1)αμφί (amphí)対格・属格 : aro...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】子音の発音

基本の子音(閉鎖音)唇や歯、喉の奥(軟口蓋)で息の流れを一旦ストップさせる1.息をストップする位置による区別① 唇音:唇の位置で息の流れをストップする。パ行(π)、バ行(β)、プハ行(φ)② 歯音:歯の位置で息の流れをストップする。タ行、ダ...
ラテン語

【ラテン語】二重母音の長母音の消滅

ラテン語には厳密な意味で「二重母音の長母音」は存在しない。ラテン語における二重母音(ae、ui、ei、ui、oe、au、eu)は、それ自体が1つの音節として扱われ、長さの区別(短い二重母音と長い二重母音)をもつことはない。ラテン語には二重母...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】マクロン記号「ᾱ」の入力

長母音の「ᾱ」(アー)、α の上にバーが付く「マクロン記号」を入力する方法。通常のギリシア語原文には出てこないが、発音を区別するため教科書や辞書では必要となる。下マクロンは、正確に短母音を表す時に使われるので、通常は不要。ポリトニック入力で...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】ポリトニック

PolytonicPolytonic(ポリトニック) とは、主に古典ギリシャ語や中世ギリシャ語の表記で使われる「多音符アクセント」システムのことを指します。これは、ギリシャ語の文字の上にさまざまな種類のアクセント記号や気息記号を付けて、単語...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【基本】気息記号とアクセント

練習問題2−1σοφίᾱ:ソピアー(知恵)φωνή:ポーネー(声)ψῡχή:プシューケー(魂)ὀρχήστρᾱ:オルケーストラー(舞台)ἄγγελος:アンゲロス(使者)ἅρμονίᾱ:ハルモニアー(調和)αὐτός:アウトス(自身)οἶκ...
ギリシャ語

🇬🇷ギリシャ語|【動詞】規則動詞

動詞は主語の「人称」と「数」によって語形変化(活用)する。(名詞は、)ω動詞 παύω:パウオー(止める)の活用単数複数1人称παύω:パウオーπαύομεν:パウオメン2人称παύεις:パウエイスπαύετε:パウエテ3人称παύει:...