Polytonic
Polytonic(ポリトニック) とは、主に古典ギリシャ語や中世ギリシャ語の表記で使われる「多音符アクセント」システムのことを指します。
これは、ギリシャ語の文字の上にさまざまな種類のアクセント記号や気息記号を付けて、単語の正しい発音やイントネーションを示すシステムです。
言文一致という、話し言葉と書き言葉を同じにすべきというシステムである。
言文一致運動
げんぶんいっちうんどう
日本で明治から大正にかけて行われた,書き言葉を話し言葉に近づけようとする運動。
一般に文字をもつ言語では,書き言葉が古い形にとどまりやすく,話し言葉との差が大きくなっていくが,日本でも,明治になって読み書きする階層が広がるにつれて,両者の違いによる不便が痛感され,文筆家によって言文一致の運動が起された。
古くは慶応2 (1866) 年の前島密 (ひそか) の『漢字御廃止之儀』にその主張がみられる。
言文一致」の語は 1886年物集高見 (もずめたかみ) が初めて用いた。
小説家では山田美妙が「です調」,二葉亭四迷が「だ調」,尾崎紅葉が「である調」の新文体を試みた。
1900~10年の言文一致会の活動によって,運動は一応の確立をみた。
なお,この運動で試みられたさまざまの文体を総称して言文一致体と呼ぶ。
ポリトニックの特徴
アクセント記号
- οξεία (Oxía):鋭アクセント「´」
- βαρεία (Varía):鈍アクセント「`」
- περισπωμένη (Perispoméni):曲アクセント「῀」
気息記号「᾿」「῾」
ギリシャ語には「h」がない(”h”のところに”η”がある)ので「ハ行」がを表すための記号
- ψιλή (Psilí):無気記号「᾿」:普通のアポストロフィ、子音(h)を発音せず、ア行になる。
- δασέα (Dasía):有気記号「῾」:逆のアポストロフィー。子音(h)を発音して、ハ行になる。
分音記号「¨」
- 二重母音として発音される2つの母音を、別々の音節に分けて発音することを指します。これを明示するために、ギリシャ語では ディエリシス「¨」 という記号が使用される。
- αι や ει のような二重母音は通常1つの音節として発音される(それぞれ「エ」や「イ」と発音)。
- 別々の母音 (「アイ」「エイ」)として発音される場合、ディエリシスが付けられる。
- 古典ギリシャ語は二重母音は原則1音節で、ホメロスの叙事詩などの音韻律で使われることがある。
冠形記号「῏」「῟」「῍」「῞」
- 気息記号やアクセントと組み合わせて使用される。(スピリット)
使用される場面
ポリトニックシステムは、以下の場面で使用されます:
- 古典ギリシャ語の研究や文献(ホメロス、プラトンなど)
- 中世ビザンティン文学
- 一部の現代ギリシャ正教会の典礼書
- 文学的・学術的なギリシャ語テキスト
現代ギリシャ語との違い
現代ギリシャ語では、単純化された モノトニック(Monotonic) システムが使われています。これは1976年に公式に採用され、単一のアクセント(´)を使用して、発音を示すシンプルな形になりました。
まとめ
Polytonic システムは、ギリシャ語の豊かな歴史を反映する多様なアクセント表記法で、古典ギリシャ語や特定の伝統的な文脈での使用に適しています。

