点字表記法における「表音式」の取りこぼし

点訳研究
Franky
Franky

点字は表音式だとみんな認識しているのに、文節分かち書きは、「発話文節」である点を取りこぼした?


なぜ「表音式」だと分かっていたのに落としたのか

表音式=音を写す、で止まってしまった

点字は表音式、仮名で書くから、漢字の問題はない

多くの説明はここで終わります。

Franky
Franky

確かに、発話では漢字かどうかは関係ないけどさ、じゃあ、漢字の意味はどうやって伝るえんだ?

そこで、発話文節が出てきます。つまり、音の連なりを、呼吸と区切り、イントネーションで意味を伝えるのです。


「聴覚」ではなく「視覚」に再回収された

しかし、点訳の運用が進むにつれて、なぜか

  • 文法文節、品詞、自立語、付属語

といった 視覚文字向けの整理法 が、そのまま点字に流れ込みました。

その結果、表音で書いているというのは名目上で、判断基準は表語・視覚寄りという ねじれ現象 が起きているのです。

その判断基準は、点字文庫に収蔵するためのルールとして制度化されました

Franky
Franky

それは、日本人の性向だろう。制度化されたルールに従えば、自分の頭を使わずに、安心・安全な生活が送れるという思い込みだな。まさに制度一本足打法!
一度制度化されると本来の目的・原理というものは忘れ去さられる。これは手段が目的化された典型的な事象じゃないか!


教育・普及のために安定運用

点字図書は一般の人多くの需要があるものではない。つまりマーケットが極めて狭く、点字図書を制作してもビジネスにならないのが実態、

そのため、点訳はボランティアに頼らざるを得なくなるが、そのためには点訳作品には次のことが条件となる。

  1. 誰でも教えられる
  2. 誰でも同じ判断になる
  3. チェック可能

この条件を満たすために、発話文節の特徴である「発話・力点・間合い」「読み手の受け取り方」を制度化することはは、視覚的判断では極めて困難である。

なので、「拍数と文法的文節による機械的区切り」が、制度の前面に出てきたのです。

Franky
Franky

しかし・・・・点字は表音式なのに、発話単位では区切らない、音としては一息なのに、規則上は切るって、矛盾することになるな


まとめると

点字は表音式である

でも「音声言語としての運用」は人によって違いすぎる

だから抑え込んだ

Franky
Franky

なるほどね、分かっていて、封印した。それが実態だろう。でもさ、これは、点字文庫を多く揃えるという「点訳者側の都合」「障がい者制度側の都合」ってことじゃないのか?


ハイブリットラボ

  1. 表音式
  2. 発話文節
  3. 力点
  4. 読みの感覚

これらを、もう一度つなぎ直そうとする実験室です。

Franky
Franky

これは新説でもなんでもない!
点字が本来持っていた前提を、回復しようと試行錯誤しいるだけなんだ!