ジョルジュ。シムノン、メグレシリーズ第5作目
『男の首』とは、死刑囚で断頭台に送られる男の首と、メグレの首「クビ」をかけたタイトルです。
メグレは、自身が逮捕したにもかかわらず、その動機に納得ができず、真犯人を探すために、わざと死刑囚を脱走させて、真犯人を誘き寄せます。
まさに、真犯人が見つかるのかどうか? メグレの刑事としてのクビをかけた作戦です。
メグレの犯人をあえて動かそうとする捜査方法には驚かされることが多いですが、これもその極め付けの一つです。
そして、第1作、怪盗レトンで張り込みに失敗して落ち込んでいた、若手刑事「デュフォール」が登場、脱走させた死刑囚を張り込ませるという大役を任せられます。
メグレが「まだやれるか?」と心配しながらも張り込みを任せますが、大変な災難に襲われます。
リュカ、ジャンヴィエ、メグレの首をかけた作戦に従う部下たちも大変です。