基本の子音(閉鎖音)
唇や歯、喉の奥(軟口蓋)で息の流れを一旦ストップさせる

1.息をストップする位置による区別
① 唇音:唇の位置で息の流れをストップする。パ行(π)、バ行(β)、プハ行(φ)
② 歯音:歯の位置で息の流れをストップする。タ行、ダ行、タハ行、→ 歯で舌を噛む
③ 軟口蓋音:喉の奥の位置で息の流れをストップする。カ行、ガ行、クハ行
2.出す息の強さ(聞こえ方)による区別
① 無声音:息は弱く濁っていない。パ行、タ行、カ行。
② 有声音:息が強く濁っている。バ行、ダ行、ガ行。
③ 帯気音:最初は弱く最後に息を強く出す。日本語には無い濁っていない音。
ファ(ph)、タ(th)、カ(kh)。英語のpeace、teach、car、など
特殊な子音
鼻音:息が鼻に抜けていく、マ行(m、μ、ミュー)、ナ行(n、ν、 ニュー)
流音:ラ行の2種類、口の中で下の先を震わせる(R、ρ、ロウ)、前歯で舌先を弾く(L、λ、ラムダ)がある
摩擦音:上の前歯と舌先の間に息を通す、サ行(S、σ とς)
二重子音:ζ(ズドゥ)、ξ(クス)、ψ(プス)、大文字は、Ζ (ズィータ、ゼータ)、Ψ (プシー)、Ξ (クシー)
場合によって変わる子音
γ(ガンマ):通常はガ行、だが、軟口蓋音の前では「ング」(鼻に抜けるン)になる。
σ、ς(シグマ):通常はサ行、だが、有声音(ガ行、バ行、ダ行)やμ(マ行)の前では、z(ザ行)に濁る。
子音の連続
通常:小さな「ツ」が入る(跳ねる)
νとμの連続:νν「ウン」μμ「ムン」になる
例題1
λόγος :ロゴス(言葉)
πρόλογος :プロロゴス(プロローグ)
ποιητής :ポイエーテース(詩人)
μῦθος :ミューとス(神話)
σοφίᾱ:ソぴアー(知恵)
αυτός :アウトス(自身)
δούλος:ドゥーロス(奴隷)
δεσπότης :デスポテース(主人)
φωνή :ぽーネー(声)
ψυχή :ぷシューケー(魂)
ορχήστρᾱ:オルケーストラー(舞台)
ἄγγελος:アンゲロス(使者)

