モナミ

政治と歴史

点訳研究・番外編|日本型保守と欧米型保守

同じ保守主義なのに話がかみ合わない!?「保守」という言葉は、日本でも欧米でも日常的に使われている。しかし両者は、同じ言葉で呼ばれているだけで、内実は大きく異なる。この違いを意識しないまま議論すると、話が噛み合わない相手が「分かっていない」よ...
政治と歴史

点訳研究|点訳と日本型保守「制度一本足打法」

はじめに点字は表音式である。この点について異論はないはずだ。にもかかわらず、点訳の現場ではしばしば「音として自然か」「一息で読めるか」という視点が後景に退き、文法的・制度的な区切りが優先される。このねじれは、技術の問題ではない。日本型保守が...
ハイブリッドラボ

点訳研究|点字表記法における「表音式」の取りこぼし

モナミ点字は表音式だとみんな認識しているのに、文節分かち書きは、「発話文節」である点を取りこぼした?(AIの回答をそのまま掲載します。)結論から言います。はい、取りこぼしました。しかも「理屈の上では分かっていたのに、運用で落とした」タイプの...
ハイブリッドラボ

点訳研究|7拍基準と補助動詞の力点

11拍を超える補助動詞ポパンガは、|彼女の|ことを、|いつも|欠かさず|家まで|送り届けていました。「送り届けていました」11拍、7泊基準に抵触する。「送り届けて|いました」過去形という補助動詞に力点が移り、区切る理由になるだろうか?この場...
ハイブリッドラボ

点訳研究|補助動詞の「力点」

「いるのです」私は|改革派|教会に|属していますこの|ビーチェ|だけが、|毎日|泳いで|いるのです。補助動詞「いる」は、原則続け書きする。ただし、「いるのです」は、もはや単なる補助動詞『いる』ではなくなる区切らない「いる」〜しています〜して...
ハイブリッドラボ

点訳研究|点字表記法、第1原則『文節分かち書き』ちゃんとできるか?

コピュラ文で感じた違和感コピュラ文というのがある。文節分かち書きはどうする?順に説明しますコピュラ文(copular sentence)とは主語(または体言)と、その性質・身分・同一性を結びつける文。行為を述べない。「何をするか」ではなく、...
ローマ帽子の謎

ローマ帽子の謎|第1部 序文

注記(区切り記号について)この翻訳文には、点字に対応させるための区切り記号(マス空け)を入れています。「|」… 1マスあけ「||」… 2マスあけ点訳の際に必要となる区切りを、見える形で示しています。読み進めるうちに、文章のリズムや切れ目を意...
作品背景

作品背景|ダービー帽(山高帽)とフェルト帽――1930年代探偵小説における警察官の帽子表現

ダービー帽の由来と意味ダービー帽(derby hat)は、19世紀イギリスで生まれた帽子である。名前は、貴族 第12代ダービー伯爵(Earl of Derby) に由来する。乗馬や狩猟の際、枝に引っかからない頭を保護できる形が崩れにくいとい...
ビル・エヴァンス

ビル・エヴァンス|ディスコグラフィ

ビル・エヴァンスピアノに寄りかかり、ピアノから出る一音一音に耳を傾けたビル・エヴァンス(1929-1980)は、楽器の歴史と同様にジャズの歴史にも革命をもたらした。妥協を許さないミュージシャンとして、彼は、何よりも彼自身の美学である、強烈な...
翻訳研究

翻訳研究|l’Hôtel Van Hasselt.

モナミ普通に「ヴァン=ハッセルト=ホテル」じゃダメなのか?ここは「ホテル」と訳さない方が、作品の現実に合っています。理由は語感ではなく、時代・土地・社会階層です。 原文の Hôtel は「現代的ホテル」ではないフランス語の Hôtel は、...