点訳研究

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点訳研究|『て』は活用語尾か助詞か?

「見てくる」の分かち書き『点訳の手引き』「て」=接続助詞。「見て|くる」と区切る。ラボ流 —— 『基礎日本語文法』に依拠「て」=活用語尾。「見てくる」は「動詞+補助動詞」として扱い、5拍なので続け書き。→見てくるポイント『テ形』の複合動詞は...
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3層フレーム と 3段階基準 も整理

📑 ラボ流の2つの基盤ルール🔹 3層フレーム(文を3つの層でとらえる)拍数の層 → 文節を 5〜7拍ごとに区切るリズムの基本。意味の層 → 文節内部で「意味の独立性」を考慮し、必要なら切れ続き。語彙・文法の層 → 辞書に立っている複合語・補...
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読み手不在の点訳 ― 実例編4

「ライトハウスの案内文」をきっかけに、ラボ流との違いを浮かび上がらせる― 案内文を読んで先日、某ライトハウスから「点訳ボランティア講習」の案内文が届きました。そこには、点字の歴史や「辞書で調べて正しく仮名に置き換える忍耐力」「国語文法との格...
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長音符|[2][5]の使い方

前提とする区別 ⠅これら3つの言葉の使い方を間違うと、点訳の学習時に混乱しますので いまどきはAIあるので、さっさと調べました。長音:表音式、話し言葉で伸ばす音のこと長音符:点字で使う記号のこと長音記号:表語式、「ー」のことこの言葉の違い、...
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基本用語の整理(点字表音式の前提)

1. 和語(わご)日本固有の言葉(大和言葉)。例:山(やま)、川(かわ)、赤い、通る、大きい。多くは訓読みをあてる。点字:母音連続(とおる/おおきい)は「トオル」「オオキイ」と母音2字で書く。2. 漢語(かんご)中国から漢字とともに伝わった...
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指示詞(コソアド)って何者!?

変幻自在の指示詞(コソアド)の正体日本語の指示詞は、語頭がこ(近称)/そ(中称)/あ(遠称)/ど(不定・疑問)にそろう「コソアド系列」でまとまる。一つの系列であっても機能や状態ごとに品詞が異なるグループ、「代名詞」「連体詞」「副詞」が並列し...
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点訳者のための三大小型辞書

三大小型辞書とは(ラボ流)点訳の実務では、言葉が慣用的に使われているかどうかを確認する場面が多くあります。そんなときに頼りになるのが、小型国語辞典です。7〜8万語を収録し、机上でも扱いやすく、それぞれに特色があります。ラボ流推薦の点訳で役に...
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点訳手引きの「ぶつ切り」とラボ流の自然な感覚

点訳の手引きには、「楽しみに|して|いる」といった具合に、品詞ごとに細かく区切るような指示が見られます。公式の理由は「意味の明確化」「誤読防止」。確かに文法的に見れば、「して」は動詞「する」の連用形、「いる」は補助動詞。どちらも「動詞」であ...
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3層フレームの第3層の具体的適用

点訳する際は、まず3段階基準を使うが、迷ったときは、3層フレームの第3層に照らして最終判断する(3層フレームについてはこちら💁‍♂️)原則として自立語と助詞・助動詞は続け書くが、未知の固有名詞・制度名・地名・会社名など、明らかに「読み手にと...
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暫定基準|3文字漢字

3文字漢字は4字漢字と違って、続け書きするか切れ続きか悩むケースが多い。そこで、点訳者の便宜のために、ハイブリッドラボ流で、形式的な暫定基準を定める。今後、事例を集めることにより、『点訳の手引き』にビクビクしないラボ流の基準として耐えうるか...