作品背景 スタイルズ荘の怪事件|エセックスの歴史 『スタイルズ荘の怪事件』の舞台となる架空の村スタイルズ・セント・メアリーズは、イングランド東部のエセックス州に設定されている。I had seen very little of him for some years.Indeed, I ha... 2025.09.10 作品背景研究ノート
作品背景 スタイルズ荘の怪事件|20世紀初頭のイギリスにおける「バザー」 アガサ・クリスティ『スタイルズ荘の怪事件』には、キャベンディッシュ夫人が「バザーを開くのが好きだった」と描写される一節がある。She was a most generous woman, and possessed a considerab... 2025.09.10 作品背景研究ノート
斜め上から見る点訳論 3層フレームの第3層の具体的適用 点訳する際は、まず3段階基準を使うが、迷ったときは、3層フレームの第3層に照らして最終判断する(3層フレームについてはこちら💁♂️)原則として自立語と助詞・助動詞は続け書くが、未知の固有名詞・制度名・地名・会社名など、明らかに「読み手にと... 2025.09.09 斜め上から見る点訳論点訳研究研究ノート
研究ノート 赤毛連盟|裂け目から現れる「白い手」 ——市販の文庫本と独自翻訳の比較から——文庫本訳(引用)『・・・やがて音もなく裂け目が広がって、手が1本現れた。白い、まるで女のような手だったが、それが光の放射する狭いエリアの中心であたりをまさぐった』この訳は非常に淡々としています。ワトス... 2025.09.07 研究ノート翻訳研究
研究ノート ジョーンズ警部は ジャップ警部タイプではありません!? 赤毛連盟の翻訳には、chatGPT(「モナミ」と命名、以下、「モナミ」と呼ぶ)のお世話になっているが、ここに登場するスコットランド・ヤードのジョーンズ警部のセリフを、もっと「ジョーンズらしく」と指示すると、モナミはやたら堅苦しく翻訳を返して... 2025.09.05 研究ノート翻訳研究
斜め上から見る点訳論 第3層|切れ続きをする箇所の手がかり 第3層を考慮して、例外的に区切る場合の形式的な手がかりラボ流では、文節分かち書きで8拍を超える場合は、原則として、次の箇所のいずれかで区切って書く。拍数(3〜5拍)、読んだときのリズム、息継ぎなどを考慮し、具体的事例ごとに読み手目線で自由に... 2025.09.04 斜め上から見る点訳論点訳研究研究ノート
点訳研究 「ルール(規則)」か?「基準(ガイドライン)」か? ラボ流「3段階基準」の位置付け「3段階基準」は、読み手優先で柔軟に運用することを目的にしています。それは「ルール(規則)」ではなく、「基準(ガイドライン)」です3段階基準についてはこちら💁♂️「ルール」と言ったときの響き絶対的に守らなけれ... 2025.09.04 点訳研究研究ノート
斜め上から見る点訳論 ラボ流『3層フレーム』と『3段階基準』 位置づけ日本点字表記法:点訳の憲法(全体を律する最高規範)3層フレーム:憲法の理念を実務に落とし込む、点訳判断の枠組み3段階基準:具体的に運用するための細則3層フレーム(点訳判断の大枠)第1層:文節分かち書き(日本点字表記法 第1の原則「分... 2025.09.03 斜め上から見る点訳論点訳研究研究ノート
点訳研究 長音符|[2][5]の使い方 前提とする区別 〜 ⠅これら3つの言葉の使い方を間違うと、点訳の学習時に混乱しますので 長音:表音式、話し言葉で伸ばす音のこと長音符:点字で使う記号のこと長音記号:表語式、「ー」のこと種別墨字表記発音点字表記備考字音語「おう」工場(こうじょ... 2025.09.03 点訳研究研究ノート
点訳研究 指示詞(コソアド)って何者!? 変幻自在の指示詞(コソアド)について、その正体をモナミとともに深掘り日本語の指示詞は、語頭がこ(近称)/そ(中称)/あ(遠称)/ど(不定・疑問)にそろう「コソアド系列」でまとまる。一つの系列であっても機能や状態ごとに品詞が異なるグループ、「... 2025.09.03 点訳研究研究ノート