
ようこそ、「ハイブリッドラボ」へ。
物語を深く味わうために、翻訳 と 点訳 を同時に行う「ハイブリッドラボ」
点字作品は、視覚、聴覚に頼らない「表音式文字」です。
実は、そこには、人に伝える新たな文章としての魅力が存在します。
表音式文字は、「漢字」「カタカナ」「ひらがな」さらに「アルファベット」などの外来語といった、視覚による助けをかりて文章を理解することはできません。
書かれた文字を「音」とし認識しなければならないのです
読み手にとって「表字式」とは異なる音として理解できる新たな文字とルールがなければなりません。
つまり、限られた文字とルールの中で理解できるようにするために、実際の話し言葉、息継ぎ、アクセント、イントネーションを意識して表現する新たな表現方法の世界が産まれるのです。
ハイブリッドラボの理念
- 翻訳+点訳のハイブリッド
- 原文から日本語への翻訳と、それを点字に置き換える作業を一体化して進める。
- 翻訳の段階から「点字でどう理解できるか」を意識する。
- 点字の読やすさ+訳しやすさのハイブリッド
- 読みのリズムと、点訳の判断のしやすさ、その両方の便宜を心掛けて多くの多くの点字作品を記録に残すことを目指します。すなわち・・・。
- 読みの便宜:触読のリズムを保ち、誤解を防止し、読みにくさを減らす。
- 点訳の便宜:形式的な基準で判断でき、迷わず作業を進められる。
- 読みのリズムと、点訳の判断のしやすさ、その両方の便宜を心掛けて多くの多くの点字作品を記録に残すことを目指します。すなわち・・・。
- 運用の基本方針
- 形式的な判断基準「一律に切る、又は続ける」を設けることを心掛けています。
- 日本点字委員会の「日本点字表記法」の精神「第1の原則|文節分かち書き」「第2の原則|複合語の切れ続き」の精神を尊重します。
- 日本語独自の「5・7・5」のリズムを意識して翻訳・点訳しています。
具体的な運用手順はこちら💁♂️
