
ようこそ、「ハイブリッドラボ」へ。
ここでは言葉の研究員〜Mが取り組んでいる 翻訳 と 点訳 の記録をゆるく残しています。
翻訳では、コナン・ドイルやヴァン・ダイン、アガサ・クリスティなどのミステリー小説や、ギリシャ文学、国富論など経済学の古典文学を、原文からわかりやすい日本語に移し替える試みを行っています。
点訳では、基本のルールを踏まえながらも「読み手の立場」を意識し、より読みやすさを工夫して点字作品にしています。
ちょっとした学習メモや試行錯誤も混ざりますが、どちらも「言葉を分かりやすい形にしたい」という思いで続けています。
公式な活動ではなく、個人で言葉の世界を広げようと試みる——そんな 翻訳と点訳のゆるい実験室 です。
ラボ流の理念
- 翻訳+点訳のハイブリッド
- 原文から日本語への翻訳と、それを点字に置き換える作業を一体化して進める。
- 翻訳の段階から「点字でどう読まれるか」を意識する。
- 読み手+訳し手のハイブリッド
- 読み手のリズムと、訳し手の判断のしやすさ、その両方の便宜を大切にする。
- 読み手の便宜:触読のリズムを保ち、誤解や読みにくさを減らす。
- 訳し手の便宜:形式的な基準で判断でき、迷わず作業を進められる。
- 読み手のリズムと、訳し手の判断のしやすさ、その両方の便宜を大切にする。
- 運用の基本方針(暫定基準)
- 7拍までは続け書きを原則とする。
- 独立性の弱い語(指示詞・形式名詞・補助動詞など)は続けることを原則とする。
- 「迷うときは一律に切る、又は続ける」という割り切りで、読み手のリズムと訳し手の判断の両立を図る。
具体的な取り組み手順は→こちら