第3層|切れ続きをする箇所の手がかり

斜め上から見る点訳論

第3層を考慮して、例外的に区切る場合の形式的な手がかり

  • ラボ流では、文節分かち書きで8拍を超える場合は、原則として、次の箇所のいずれかで区切って書く。
    拍数(3〜5拍)、読んだときのリズム、息継ぎなどを考慮し、具体的事例ごとに読み手目線で自由に区切ることができる。
  1. 形式名詞、補助動詞の前
  2. 助詞・助動詞、接尾語・造語要素の後
  3. 活用語尾の後(活用語尾は助詞と区分する学説がある)
  4. 指示詞の後(指示詞についてはこちらで💁‍♂️準備中です)
  5. 4字漢字の中央
    • 意味的に分断されても2字の間で区切ることを許容する。
      ただし一方の2字漢字が一つ以上の3大小型辞書に掲載されてる場合に限る。
      (3大小型辞書はこちら💁‍♂️
  6. 漢語と和語の境目
  7. 4拍程度の意味のまとまり(平均的な文節の拍数)
  8. 上記品詞に区分する学説(言語学)が一つ以上あるものを含む