
モナミ
日本国内のニュースは、「世界でも珍しいほど 事件・事故ニュースが多い」とは、どういう意味ですか?デメリットは?
「事件・事故ニュースが多い」というのは、
ニュース全体の中で「犯罪・事故・トラブル」が占める割合が非常に高いという意味です。
これはメディア研究でよく指摘される特徴です。
日本のニュースの構成
日本のテレビニュースを観察すると、典型的な順番はこうです。
- 殺人・事件
- 交通事故
- 不祥事
- 災害
- 芸能
- 天気
国際政治・国際経済は最後か、ほとんど出ないことも多いです。
欧州ニュースとの違い
例えば
BBC
France 24
Al Jazeera
などのニュース番組では構成が違います。
典型的には
- 国際政治
- 戦争・外交
- 国際経済
- エネルギー
- 科学
- 国内ニュース
犯罪ニュースは短く扱うか、扱わないことも多いです。
理由は単純で、
- 犯罪は毎日どこでも起きる
- 国家や世界の動きとは別
と考えられているからです。
日本で事件ニュースが多い理由
主な理由は3つあります。
視聴率が取れる
犯罪ニュースは
- 感情を刺激する
- ストーリー性がある
のでテレビが使いやすいのです。
日本は犯罪が少ない
日本は先進国の中でも殺人率が非常に低い国です。
そのため「珍しい事件」がニュースになりやすいのです。
政治ニュースが敬遠される
日本のテレビは
- 政治議論
- 国際政治
を深く扱う番組が少ないです。
その代わりに安全なニュース(事件・事故)が増えます。
デメリット
世界情勢が見えにくい
例えば
- 中国の軍事政策
- 中東情勢
- 欧州経済
などが、日本のテレビではほとんど扱われません。
社会の危険度を誤解する
事件ニュースばかり見ると人は「社会は危険だ」と感じやすくなります。
実際は日本は世界でもかなり安全です。
政治理解が弱くなる
国際ニュースが少ないと
- 外交
- 安全保障
- 経済政策
への理解が深まりにくいと言われます。
実は欧州ではかなり違う
欧州ではニュースは基本的に「国家と世界を理解するための情報」という考えが強いです。
日本では「日々の出来事」として扱われる傾向があります。
この違いはかなり大きいです。
もし興味があればですが、実は日本のニュースのもう一つの特徴は「記者クラブ制度」です。
これが日本のニュースの内容をかなり決めています。
世界ではかなり特殊な制度です。

