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メグレシリーズ、15作目。
舞台は、イギリス海峡に面した港。そして船長の死。
9作目『Au Rendez Vous Des Terre Neuvas』(テール・ヌーバの溜まり場)を彷彿とさせます。
原文のページ数も155ページ、通常110ページ程度なので分量も多く、評価の高いものの一つのようです。
原文は、第一章は、しばらく、現在形で記述され、深い霧に包まれた舞台を表現しています。
そして、シムノンは
ホテルに入るまで→現在形主体、
眠りの場面から→単純過去に完全移行
という明確な時制の転換点を行なっています。
メグレが|意識を失う(眠る)瞬間に、現在形の臨場感が|終わる、というシムノンの巧みな構成が光ります。
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