ハイブリッドラボ

点訳研究

点訳研究|補助動詞と純粋動詞、「する」「いる」など

基本原則(7拍基準)ラボ流では、7拍以内であれば「する」「いる」「ある」「おく」は前の語と続けて書くことを基本にしています(補助動詞、純粋動詞に限らず7拍基準を順守)。この理由は、これらの動詞は、補助動詞の意味を持つことや、2拍で成立してい...
作品背景

🇬🇧作品背景|なぜ日本では「アパート」なのか

「アパート」と「フラット」イギリスでのflatクリスティの時代、ロンドンのflatは「集合住宅の一室」を意味しました。19世紀末のタウンハウスを分割して貸し出す形や、新しい集合住宅の一部屋を指すのが一般的でした。つまり「フラット」はごく日常...
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作品背景|ドーヴァーとフォークストン

「イギリスとフランスを結ぶ船」というと、いちばん有名なのはカレー(Calais)—ドーヴァー(Dover)間の航路である。しかし、シムノンがここで書いたのはイギリス側の港は「Folkestone(フォークストン)」。これは実際に当時存在した...
点訳研究

点訳研究|「のだ」「のである」の前で区切ってみようか!?

明鏡国語辞典に「のだ」と言う見出しがありました。ラボ流の原則「連語の内部では区切らない」=「区切る場合はその前で区切る」に基づけば、かなり乱暴な区切り方になります。しかし、文節分かち書きで長い文節で困ったときに、慣れてくれば読み手も点訳者も...
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🇫🇷作品背景|第1次世界大戦とモンマルトルの変容

戦前のモンマルトル ― 芸術家の丘19世紀末から20世紀初頭にかけて、モンマルトルは「芸術家の村」として知られていた。格安の家賃やアトリエ独特の村落的雰囲気ボヘミアン文化と自由な空気これらが画家・詩人・音楽家を引き寄せ、ピカソ、モディリアー...
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🇬🇧作品背景|Agence Cook,『クック旅行社』とは

トマス・クック社(Thomas Cook & Son)Tous les grands hôtels, sans compter l’Agence Cook, étaient représentés.「名だたる|ホテルの|案内人が|並び、|ク...
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作品背景|シムノンが描く1930年代の「学者像」

1930年代のフランス人が抱く学者像の特徴『オランダの殺人』の中で、メグレが初めてデュクロ教授に会った時の印象である。A rien ! A l’ensemble ! Duclos appartenait à une catégorie d'...
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🇫🇷フランス語|条件法と接続法

条件法は主節の動詞の活用法フランス語モードの最重要ポイント(『法』における条件法)■ 接続法=従属節の動詞が変化する法■ 条件法=主節の動詞が変化する法条件法とは「主節の動詞そのものが条件法という“法(mood)”に変化した形」である。接続...
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作品背景|スイス・ロマンドと宗派文化

「あなた、プロテスタントですか?」― Et vous êtes protestant ?「それで|君は|プロテスタント|なのか?」メグレはジャン・デュクロの初対面で、唐突にこう言う。いきなり、宗教の質問をするとは理解し難いが、そこが、メグレ...
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🇫🇷フランス語|動詞の現在分詞と形容詞

動詞の現在分詞と形容詞の区別フランス語では現在分詞と形容詞が同じ形(-ant)になる。よって、形ではなく文法的役割で区別します。現在分詞と形容詞の判定基準◎ 現在分詞(participe présent)動作を表す修飾対象と能動関係がある(...