政治経済|ニュース番組事情

モナミ
モナミ

日本国内のニュースは、「世界でも珍しいほど 事件・事故ニュースが多い」とは、どういう意味ですか?デメリットは?

「事件・事故ニュースが多い」というのは、
ニュース全体の中で「犯罪・事故・トラブル」が占める割合が非常に高いという意味です。

これはメディア研究でよく指摘される特徴です。


日本のニュースの構成

日本のテレビニュースを観察すると、典型的な順番はこうです。

  1. 殺人・事件
  2. 交通事故
  3. 不祥事
  4. 災害
  5. 芸能
  6. 天気

国際政治・国際経済は最後か、ほとんど出ないことも多いです。


欧州ニュースとの違い

例えば
BBC
France 24
Al Jazeera

などのニュース番組では構成が違います。

典型的には

  1. 国際政治
  2. 戦争・外交
  3. 国際経済
  4. エネルギー
  5. 科学
  6. 国内ニュース

犯罪ニュースは短く扱うか、扱わないことも多いです。

理由は単純で、

  • 犯罪は毎日どこでも起きる
  • 国家や世界の動きとは別

と考えられているからです。


日本で事件ニュースが多い理由

主な理由は3つあります。

視聴率が取れる

犯罪ニュースは

  • 感情を刺激する
  • ストーリー性がある

のでテレビが使いやすいのです。


日本は犯罪が少ない

日本は先進国の中でも殺人率が非常に低い国です。

そのため「珍しい事件」がニュースになりやすいのです。


政治ニュースが敬遠される

日本のテレビは

  • 政治議論
  • 国際政治

を深く扱う番組が少ないです。
その代わりに安全なニュース(事件・事故)が増えます。


デメリット

世界情勢が見えにくい

例えば

  • 中国の軍事政策
  • 中東情勢
  • 欧州経済

などが、日本のテレビではほとんど扱われません。


社会の危険度を誤解する

事件ニュースばかり見ると人は「社会は危険だ」と感じやすくなります。

実際は日本は世界でもかなり安全です。


政治理解が弱くなる

国際ニュースが少ないと

  • 外交
  • 安全保障
  • 経済政策

への理解が深まりにくいと言われます。


実は欧州ではかなり違う

欧州ではニュースは基本的に「国家と世界を理解するための情報」という考えが強いです。
日本では「日々の出来事」として扱われる傾向があります。

この違いはかなり大きいです。


もし興味があればですが、実は日本のニュースのもう一つの特徴は「記者クラブ制度」です。
これが日本のニュースの内容をかなり決めています。
世界ではかなり特殊な制度です。